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今週の政治、7月28日

景気がじりじりと下降線を辿っている。厳しい暑さだから余計感じるのか知れないが、各地を廻っていて良い感触は少なくなっている。第一元気がない。ガソリンや重油の値上がりがあらゆる分野に影響を与え始めている。2011年度のプライマリーバランス(国債償還と金利支払いの費用を除く歳出を国債発行を除く税収ほかでカバーすること)をゼロにするという政府の大きな方針が崩れそうになっている。景気の低迷により、予定している税収が確保できないのが大きな原因である。

先週この紙面で書いたが、アメリカは景気下降と金融危機に対して、バブル崩壊当時の日本の対応の10年分を1年で実行してきているスピードは大したものである。それでも今度は政府系の住宅ローン会社の経営が厳しくなってきたので、ここに何らかの手を打つだろうというニュースがあった。これは日本の当時のことに准えると、住専に対してどうするかと言うときと同じだと思う。わが国では小出しの処置に終わったのが、その後の泥沼の10年間に繋がったと今頃になって検証されているのだが、アメリカ政府はこれにどんな手を打ってくるかをまず注目したいと思う。

サブプライム問題は尾を引き、これからも何度となくその成り行きが報道され注目されると思うが、日本はサブプライムの直接の影響はそう多く受けていない。しかし経済の実態はアメリカよりも深刻な状況を想定させる数字が現れている。まず一つ目。物価の上昇は年率で1.9%である。これまではマイナスまたはゼロだったので、急な物価上昇だと言われるが、数字だけならこれで欧米並みであり心配は要らない。

ただし問題はその中身である。上がっているのは生活必需品で、食べ物から着る物から全てがあがっている。しかし値が下がっているものもある。パソコンやテレビや電気製品等は、大幅に値が下がっている。それで年率1.9%だから困るのである。生活実感商品の値段が上がっているから物価上昇の実感が強い。次は給与が下がっているということである。もちろん大手の社員は幾分上がっているのだが、下に書く派遣やパートさんの比率が高くなったので、全体でみたらやや個人収入は減っているか横ばいなのである。これでは生活必需品以外の大物の買い物が減ってくる。

GDPの半分は個人消費だから当然景気は下がることになる。これが会社の利益を圧迫する。三番目は意外に思われるかもしれないが、状況の中で金融機関がお金を貸さなくなってきたのである。裏返せば企業が金融機関への期待感が(あるバブル崩壊の処理のときに、嫌と言うほど酷い目にあったので、)なくなったり減ったりして、まずお金を借りないで乗り切る方法を考えるようになったことも大きい。

金融は経済の血液だから、それが回らなくなったり、回りが鈍くなると経済は活気を失っていく。これが今後の景気の大きな憂いの一つである。貸せないのか借りないのかは別として、血液の回りは悪くなる。金融機関だって、無理をして貸し出して不良債権を作ったのでは、先のバブルを学習効果ゼロと言うことになり、それこそ市場から退場を命ぜられる。だからそうそう貸せないのである。以上のように三竦みになっている。
一方不景気下の物価高。先週書いたスタグフレーションになったら、それはもっと困った状況になる。何としてもそれを回避しなければならないのだが、今の世の中にも、政治の進め方にも、希望を持ってわくわくするような事が何一つ感じられないのが心配である。世の中に期待感がないのである。

今や雇用数の約3分の1は非正規雇用者となっている。同じ時間働いて収入は半分以下である。これでは愛社精神を持てと言っても始まらない。バブルの崩壊から抜け出る手段として、いろいろと打たれた打開策の一つは、首切りという名のリストラであり、人件費削減のための非正規雇用者の増加であった。その結果リストラのために多くの優秀な人材を放出し、人件費の安くてすむパートや派遣社員で賄ってきた。なるほど勘定は合ったのであるが、それぞれの会社の力が極端に落ちてしまった。

そこに団塊の世代の大量定年が来た。何とか再雇用制度で高技術を後進に引き継ごうとしているが、一度退職して再雇用されたとしても、その人たちの情熱がもとのようにはなかなか戻らない。会社のモチベーションをどう保つかは大変重大な課題となっている。今やアメリカの景気を心配するよりも、我が日本のことを真剣に考えるほうが先のような気がする。

橋下改革の予算案が府議会を通過した。当初案よりも少々修正したのだが、ほぼ当初の目的は達成した予算案となった。これは各地を廻っていても大方の人が評価している。「ようやる。よう頑張っている」という評価である。先週この紙面で書いたが、前職がテレビで踊っているのと比較して余計そういう高い評価になっているようである。この改革案が実施され実際に痛みを感じ始める頃に、どんな評価になるかが見ものである。そしてこの橋下改革の影響は、いい意味で各市町村に浸透してくるはずである。ただし気になるのは前記している景気が下向きになっていることである。税収が減ってくるとまたさらなる改革が必要になってくるかもしれない。

大分県教育委員会の汚職が大問題に発展している。他の県や府ではどうなんだろうと皆考えている。ある人に言わせれば、こんなことは昔からどこでも常習化していることであって驚くに値しない。新しく教職に採用されてどこの学校に配属されるかどうかというときに、偉い人を知っているかどうかによって大きく変わるらしい。そこに金品が介在するからややっこしいのだが、しかも大金が商品券で動いているからこんな大事になったんだという人もいる。果たして真相はどうなのか知らないが。それにしても、そうしなければ採用試験に合格しないということになっていたとしたら、これはおお事である。真面目に努力している人が浮かばれない。

民間の人事でも多かれ少なかれこういうことはあって、支店長にでもなったら引いてくれた人にお礼するとか、ボーナスを貰ったら上納金?と称して上役にそれなりのお礼をしたとかそんなことを聞いたこともある。ただし私が勤めていた職場では一切そういうことはなかった。水戸黄門を見ていても越後屋が(いつのまにか悪の代表格とされているが)付け届けをもっていって良きに計らってもらっている場面が出てくる。そんな感覚ではなかったのかと思う。もう今の世の中そんな手は通用しなくなってきた。それは良い事である。正々堂々と頑張っていれば、誰かが必ず見ていてくれるそう信じて頑張っていくのが一番である。

「元気の出る話をお願いします」とよく言われる。それくらい今の日本は全国的に元気がない。ないというより出ないと言うほうが正しい。先々に希望が持てれば元気は自然に出る。希望のほかにもう一つは、目標があれば元気が出る。昔は、お腹一杯ご飯を食べたい食べさせたい。両手両足を大の字にして寝てみたい。テレビがほしい。洗濯機が欲しい。冷蔵庫も欲しい。三種の神器である。このように頑張って欲しいものを手に入れるという目標があり、希望があった。それがほとんど手に入った現代社会では、欲しいものはと聞かれても、「特にありません」と答える。

「不景気でもうあきません。やっていけません」と言う話を各地で聞くことがある。そんな時私はこう言う。「大きく大向こうを唸らせるような目標でなくても希望でなくてもいいから、何か一つ二つ頑張ってみよう」そんな目標をお互いに持ってみましょうよ。叶うときもあるし叶わぬ時もあるが、目標や希望をもつことが、それが元気の源泉だと思っているからそう言う。またピンチはチャンスと言うけれど、それは行動するからチャンスになるのである。なにもしなければ動かなければピンチはピンチのままで終わる。
目標とは、例えば、新しい会社と新規取引を推進しようでも良いし、在庫管理をキッチリやろうでも良いし、仕事の流れを改善して無駄を省こうでもいいし、小さなことから一つずつ実行に移すことが肝心である。

学生なら、希望の大学に入れるように勉強しようも良いし、生徒なら席次を一つ上げられるように頑張ろうでも良いし、高校生なら、今年のインターハイに出場できるように頑張ろうでもいい。貴方が先生なら自分の生徒が生き生き勉強にスポーツに励み、正しい人間形をするために手を貸そうという目標も良い。まず自分の目標を持てば、それが希望になる。そして夢になる。元気の源はまず自分が目標を持つことから始まる。私は、元気を出す方法をそう言って講演で伝えている。人の決めたことに操られていた方が楽だから、自分の保身になるからといって毎日を過ごすのではなく、上から与えられた仕事の中で、自分で工夫をして自分の意見も加味して、上から求められている以上の成果を出して自分に満足できるものにしていくという努力と勇気が最も大切なことである。
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