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今週の政治、6月23日

中小企業の組織は、形の上では部長や課長などの役職があり、組織としての体をなしているように見えるが、ほとんどの場合、実態は文鎮型か羊羹に干し葡萄型である。上に丸いつまみが乗っていて、後は横一線、部長も課長も形だけの肩書きである場合がほとんどである。だから組織としての機能が果たせないのは当然である。これを本当の組織運営に変えて、上司は上司らしく部下を教育指導し、部下は一日でも早く力を付けて会社に貢献したいと思うように仕上げていくためには、口でいくら言ってもそれだけではほとんど効果はない。

ではどうすればいいかといえば、人事考課を導入することである。同時に自己申告制度も併行して導入すれば尚良い。今までは評価は社長一人が行っていた。だから人が人を評価したり、判断したり、部下の失敗をカバーしたりすることは実際なかった。ばらばらで個人個人が働いていたに過ぎない。これでは個人企業と変わりがない。そこに人事考課制度を導入すると、部下を評価するためには、日々部下の行動や仕事の出来栄えや、仕事の運び方に関心を持たなければならないし、改善指導しなければならない。その日々の成果や結果をこまかくメモしておかなければなんらない。

去年に比べてどう伸びたか、どう変わったかをしっかりと把握し、ではもう一段伸ばすためにはどう指導したらいいかが見えてくる。そこに自己申告制度を導入すれば、今、部下は何を考え、何を欲しているのかが分かってくる。しかも、それは部下を評価し、部下の心を知るだけではなく、自分も上司にそういうような目で関心を持たれているとなると、今までのような自分勝手な仕事では行かなくなることを知ることになる。それがじりじりと組織運営とチームで組んで仕事を成し遂げると言う心がけになっていくのである。しかしまだ本格的に人事考課を導入している中小企業は少ない。一考の余地ありと思うが・・。如何であろうか。

国会が閉幕した。そして与野党ともに自画自賛のコメントが発表された。昨年福田内閣が発足してからは、衆参のねじれ現象というやっかいな問題が壁になり、スムースに国会運営がなされなかった。インド洋給油問題・日銀総裁問題・原油の高騰による石油価格の上昇で、暫定税率問題が浮上し、石油価格が一度は下がったがまた上がることになったり、後期高齢者保険問題では、与党は野党に押し捲られて、まともな議論がなされぬまま、国会の閉幕となった。

他方、アメリカの北朝鮮へのテロ支援国指定国家解除問題に関連して、これまで進んでなかった拉致問題の急遽の話し合いや、よど号事件の犯人の引渡し問題が話題になる等、政治はアメリカという大国と北朝鮮という強硬国に揺さぶられ続けた。日本の政治と外交は、押されまくっていると我々には映るのである。これで独立国家なのかと残念である。そして政治の混乱と同じくして、経済はじりじりと下降線をたどり始めている。ここにきて個人消費にも微妙な影をかげかけ始めている。

社会保険料の負担増。とりわけ健康保険問題は、後期高齢者保険制度の新設により、大きな社会問題に発展している。先週地元の市から、国民健康保険の保険料の支払い通知が届いた。その明細には、後期高齢者保険への支援金等分として、今までの二段書きから三段書きになっている。こうしてあらためて書かれてみると、後期高齢者の保険制度では、一割が後期高齢者本人の負担、4割がその他若い人の負担、5割が国庫負担とされていることが認識できる。66歳になろうとしている私のようなものが、若い人の仲間入りで4割の負担の一つまみでも負担しているのかと思うと、後期高齢者を救えと言われているが、俺たちも救ってもらいたいと思ってしまう。

寿命は伸びている。ある程度の歳になると年金しか収入の糧がなくなるのがごく普通のことである。そこに負担が重なってくると、長生きをするのに息が詰まる。65歳からをお年寄りとしていながら、負担増になっている。わが国の今後を考えると、ワイングラスの形のような年齢構成になる。年寄りが多くなり、若い人が少なくなる。そんな国が発展したことは少なくとも今までの歴史にはない。

悲観論を述べているのではないが、今の生活水準を維持することはどう考えても難しいと思われる。だから、もう少しだけ水準を落として考えたら、(それでも世界レベルからしたら随分と上位なのだが)もっと心安らかに生きられるかもしれない。今のままでは、アクセルしか付いていない自動車と同じである。その上、ハンドルの遊びもない。事故が起こるのは当然である。このスピードについて行けない人たちは、心が壊れてしまうではないだろうか。

最近ここ数年、考えられないような事件が多発している。先日の秋葉原事件のようなことは、どんな理由をつけたとしても犯人の身勝手で絶対に許すことは出来ない。しかしこれを別の角度で見ると、果たして今のわが国は、努力したら幸せになれると言い切れる国だろうか。と問題を提議する人が多くなっている。よりよい快適社会を目指すというわが国の、どこまでも走り続ける民族性がこんな状況を起させてきた一番大きな原因ではないかといわれている。

他人との接触が極端に少なくなっていった。隣近所の付き合いもないに等しくなった。それでも生きられるから、他人との接触は嫌だという人が増えているのも確かである。そのくせ、他人からかまってもらいたい注目されたいと思う心が強いから、ここに大きなギャップが起きる。30歳前になっていても、心は一昔前の小学生低学年のレベルであり、母親や先生から注目を浴びたいためによくないと分かっていても悪いことをやってしまう。匿名性を悪用して、ネットに他人の誹謗中傷を書き込んで心を慰めている。それでも誰も自分に注目してくれない。もっと驚くことをしてやろうと思う。現実と架空の区別がつかなくなって?、大それた犯罪を犯してしまう。後悔あとに立たずとなる。

時代の流れに遅れてしまうがために、その役目を終えて自然淘汰される企業も多く出てきた。右肩上がりの時には機能したシステムが、右肩下がりの現在では機能しなくなったためである。余りにも幸せすぎて、社会が歪んでしまった。今時代小説がブームになっている。特に江戸時代の底辺に生きる町人や下級武士の話が受けている。その人情話には、今では助けてやりたくても助けたがために逆に法律で罰せられるがんじがらめのわが国の社会を懐かしむ裏返しだとも解釈できる。

今は、隙がないようで隙だらけの世の中である。人を許すとか、義理を欠かないとかの昔の好さがよくなってしまったようだ。小学校の給食の時間に先生が生徒に「いただきます」と、お米を作ってくれたお百姓さん、それを売ってくれるお商売の人たちや、お母さんお父さんに感謝してそう言わせたら、保護者から厳しい苦情がきて「私の家では給食費を払っている。いただいているのではない。子供が卑下するではないか」とのことだったらしい。これでいいのだろうか。これで正常な心を持った子供が育っていくのだろうか。

時代小説に戻す。昔は(江戸時代)成功して大店の主になった人は、社会に貢献するために、長屋を建てて町人や浪人を安い店賃で住まわせた。これを裏店という。長屋は、その主の名前を冠にして、「長兵衛長屋」とか「田兵衛長屋」とか呼び、長屋の入り口には柵が設けられてあり、出入りを監視していた。そしてそこに住む庶民たちは、お互いに助け合った。米や味噌や醤油は、なければ貸し借りした。その雰囲気は私の子供のころには残っていたが。それが今ではなくなった。

同じマンションに住み、同じセキュリティで暮らす仲間であっても、隣との付き合いはほとんどない。良い意味ではプライバシーが守られているともいえるが、個人主義とも言える。隣で殺人事件があっても変わらない。そんな世の中になっている。これを良い事とするのか、改善が必要とするのかは別として、難しいややっこしい世の中になってきている。それも今の心の荒廃の因になっているように思うのだが。

橋下知事がこの土曜日に徹夜で二つの組合と労使交渉した。例の給与をカットするという改革案を了解してもらうためである。しかし物別れに終わった。当然の流れである。こんな程度の交渉で、承諾するなんてことになったら、労働組合の幹部は責任を問われて大変なことになる。だから、揉んで揉んで揉み倒して、その結果どういうところに着地するかと言うところである。

民間では、年収2百万円以下の人が1000万人いると報じられている。官庁の労組も、そのことをよく理解して、ほどの良いところで承諾しなければ、今度は怨嗟の目標になり、橋下知事の評判が上がりすぎて、この後やりにくくなるのではないかと思う。私個人は、橋下改革案に賛成である。公僕たる官庁の人たちは、こんな厳しく苦しい時代には、「隗より始めよ」の名言を思い出してもらったほうがいいように思う。大阪府が再建管理団体に落ち込んでは、元も子も無くなるのだから。

しかし労組幹部たちは、知事は不当な賃下げを押し付けていると、叫ぶんだろうなぁ。空気を読まないと大変なことになりそうである。老婆心である。ただしこの給与カットは、労使妥結条件ではない。府議会で可決されたら条例で発効することになる。
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