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今週の政治、4月14日

日銀総裁・副総裁人事で、総裁は承認されたが、民主党の反対で、副総裁は財務省出身者ということで拒否されることになった。財務省から日銀に入行するのは、天下りということで拒否されたのである。これに対しては、民主党の若手議員から異論が出た。概ね受け入れ賛成と言う意見を、小沢代表は、腹心の山岡国会対策委員長を前面に立て、拒否することで役員会をまとめてしまったらしい。その証拠に参議院で賛成票を三人が投じた。

私は、これには昨年の例の大連立構想の失敗が大きなしこりになっていて、それが小沢代表を一層かたくなにしているように思う。その後発刊されている本などを読んでみるに、実は小沢さんから大連立構想を持ち出したようである。そして福田首相との間では概ねまとまっていたらしい。それが民主党の役員会でほぼ全員が反対して頓挫した。小沢代表は辞意を表明した。それに対して役員会ばかりか、多くの民主党員が大慌てにあわて、三顧の礼をもって留まってもらったというあの時のことである。

代表に留まったとはいえ、小沢代表のプライドは大いに傷ついたことであろう。自民党にというよりも、民主党の反小沢といわれる若手に対して大いなる怒りが渦巻いていたはずである。であれば、「今後一切妥協はしない」小沢代表がそう決心したとしても不思議ではない。その後は福田内閣と対決姿勢を前面に打ち出してきた。暫定税率の問題でも、福田総理に「道路特定財源を来年度から一般財源化する」と言わせる大成果を上げたにもかかわらず、その妥協案を拒否し、暫定税率の期限切れに追い込んだ。

日銀総裁の人事案でも、鳩山幹事長が「財務官出身者なら総裁でも賛成できる」と、サンデープロジェクトで発言していたのに、今回提出されたのは、財務官出身者でしかも副総裁候補である。それを若手の多くは賛同しても良いという意見だったのに、「なにを言うか」とばかりに頑なに小沢代表は拒否したのである。私が勝手に思うことだが、民主党はこれまでカリスマ性のあるリーダーがいなかったから、野の虎とも言うべき小沢さんを民主党に招きいれ、庇を貸して母屋を取られる形になってしまっている。

いずれ行われるだろう解散総選挙には、小沢代表でなかったら戦えないと思っているから、黙って従ってきたが、これからはどうであろうか。エリート集団とも言うべき民主党の若手代議士たちは、選挙のことを考えたら造反する蛮勇はないであろうし、そんなことをして党を除名されでもしたら、次の選挙で落選して代議士の肩書きを失うかもしれないというそんな不安があるから、行動できない。

今回の一連の小沢代表の決断が、きたるべき総選挙で吉と出るか凶とでるか。リーダーの決断とは、右に行くか左に行くか分からないことを、たった一人で、リーダーが全ての責任を負って決めることを言う。それからすれば今回の一連の決断は、まさにリーダーとしての決断であろう。それに対して自民党は、サミットを成功させ、内閣支持率を回復して、チャンスをうかがいつつ解散総選挙に打って出たいところである。

もう一つ予算歳入法案(暫定税率も含めた)が4月29日に結論が出せず時間切れで否決になるという大きな節目がくる。この法案を衆議院で3分の2条項を使って再可決することが出来るだろうかが一つのポイントである。私は、出来ると思う。ただし道路特定財源を来年度から一般財源化するという確たるものが党として正式に合意されたらという条件がつけばである。もしここで自民党内が混乱して再可決できないとなると、追い込まれた福田内閣は総辞職か解散という二者選択を迫られる。福田さんは迷わず解散に打って出ると思う。でもそんな混乱は自民党が不利になるだけだから、粛々と再可決の道を選ぶと思っている。

しかし政治は一寸先は闇。例えば山口二区の補欠選挙の結果がどちらに転ぶのかによって3分の2条項を使って再可決することができ難い雰囲気になることも考えられる。それと、道路特定財源を一般財源化することで自民党内がまとめ切れなかったら、再可決に反対者が出て、解散が出来ず総辞職となる場合もある。そうなれば小池暫定内閣で総選挙に打って出るというウルトラCも考えられる。万が一にもそうならないと思うが、分からないのは政界であるから・・。

次なる総選挙の結果で、もし民主党が中心となった野党が過半数を取れなかったら、たぶん小沢代表に対する批判がでて、代表退任か党分裂かの危機に直面すると思われる。しかしである。果たして小沢という人に総理が務まるだろうか。政治的力量はあるとされているが、その捌き方は側近政治の感が強く、下の者に対して愛情が感じられない。ただし一度総理をやってもらったらいいと思う人物ではあるが・・。

日銀が景気見通しを下方修正した。アメリカの景気も今後下降線をたどると見られているし、今年のわが国の景気も厳しくなると見ておくほうが正解である。株価も先日来のサブプライムローン問題が取りざたされた当初はかなり落ち込んで心配されたが、その後下げ止まっている。モノによっては回復してきている。円も105円に戻す水準にまで円安に戻っており、ここ当面は平静を保つものと思われる。

話を変える。リーダーが部下を変身させる方法にはいくつか上げることができる。まず私は、リーダーの条件の中に、「褒めると叱る」がしっかり出来ることを上げているが、どちらが先かとあえて聞かれたら、まず褒めるを先に上げている。

大体人を褒めるということは、口では簡単だが実行は難しい。特に最近実力をつけてきたと認める部下に対しては、素直に褒めることができないものである。但し褒めるといっても、その部下の現在の力に応じて褒めることが大切である。褒める基準をリーダーの力を基準としていたのでは、まだ力不足の部下の小さな成功を褒めることができない。例えばお客さんから苦情があって、それを解決すべく訪問したあとの報告の時を想定してみよう。

結果的にはその苦情は、その時点では解決できていない場合とする。それでも、まず褒める箇所を見つけてそれを先に褒めるのである。「うん。なかなかよく頑張って交渉したね。しかしお客さんのおっしゃることも一理あるから、解決には至らなかったが、真意は充分伝わったと思うね」と言うのである。これがなかなか言えそうで言えない。

つい「なにを言ってるんだ。こうも言ったのか。もっとなぜ厳しくお客さんの勘違いではないかと言えなかったんだ」と言ってしまいがちなのである。それは、この問題が長期化したら、自分が出て行かなければならなくなるからであり、それが無性に嫌だからである。

だが、それを露骨に前面にだしてしまうと、部下は心の鎧の紐をグッと締めて、自分を守ろうとしてしまうものである。(まだまだ交渉が下手だなあ。交渉になっていないなあ)と思っても、「これは長期戦だね。実は昔私もね」と、自分の昔のあやまちを語り聞かせ、その上で部下の至らないところをさりげなく注意し、部下自身でそれを悟らせるのである。(上司が自分の失敗談を聞かせてくれている。こんなに怖い上司でも、若いころは自分と一緒で、失敗もしてきたし、困難な仕事からは逃げたいと思っていたのだな)と気づき自然と心を開くのである。

そして、もう一度仕切りなおして交渉してみようという気になってくるものである。そこに持っていくまでには、このような回り道を覚悟しなければならない。「ばか者。これでは子供の使いと一緒だ。もう一度行って解決して来い」とつい言ってしまいがちなのだが、そこはグッと堪えるのである。ここが人を育てるリーダーの踏ん張りどころである。
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