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今週の政治、4月7日

ガソリンの値段が下り、4月1日は早朝よりガソリンスタンドに車が並んだらしい。私は最近滅多に車に乗らないので実感はない。しかしその後は大した混乱もなく平静を取り戻している。今期の国家予算は国会で可決されたが、道路特定財源の暫定税率が廃止されたための巨額の歳入欠陥が発生する計算になる。福田政権は、今月の末から来月にかけて、衆議院の3分の2条項を使って再可決をして、暫定税率を元に戻そうとしている。民主党は、国民世論がそんな暴挙を許さないだろうとしている。

自民党が再可決できるのか、民主党が世論の後押しを受けて再可決をさせないか。関心の高まるところであるが、わたしは粛々と与党が再可決をすると思っている。解散は何時あるのかについては、私の情報の範囲内で言うなら、今年は解散総選挙は無いように思う。なぜなら、総選挙を行っても与党が今とおなじ議席を獲得できる可能性には無理がある。もしも3分の2を割るとしたら、参議院の勢力はそのままなので、今よりももっと政治が前に進まない。一層混乱が続くことになる。だから出来るだけ先延ばしにして、可能な限り有利な展開になったときに解散をするのではないかと思われる。

民主党は、総選挙があれば一気に過半数を獲得できると思っているようだが、さてそうすんなりと行くだろうか。政治の混乱は我々国民にとっては不幸といわざるを得ない。この混乱が将来の政治改革の通らなければならない道だという人もいるが、果たしてそうだろうか。打つ手がない。そんな表現がぴったりの現状である。

政府は収入に基づいて3つの役割を担う。政府の収入には大きく分けて3つあり、①は家計からの収入である。個人が労働によって得た所得に応じて支払う所得税。消費の時に支払う消費税である。②は企業からの収入である。事業で得た利益から支払う法人税。生産要素の購入時に支払う消費税である。③は公共事業の為の建設国債などを発行して、投資家から資金を調達する。2007年現在、地方を含めた長期債務の残高は770兆円を超えているので、2006年度のGDPが510兆円なので、財政上は厳しい状態である。

これら集めた資金で次のような役割を担うのである。①は道路や公園などのインフラ整備や、治安や教育、福祉などの行政サービス。公共財の供給と言う。②は所得の再分配の役割を担う。高所得者から税金を多く徴収したり、低所得者には社会福祉事業等で保護したりする役割である。③は公共事業などで雇用を創造したり、減税等して景気を刺激したりする役割を担うのである。

この執行が政治である。だから政治がしっかりしていないと経済に大きな影響を及ぼすことになるのである。今の日本は、この役割が上手く機能しているとはいえない。例えば年金問題。未だに誰のものかを特定できないでいる。公共投資での景気の刺激にも限界がある。原油は上がり、物価は上がる。今の政治はそれに敏感に反応していない。

政府だけではない。日銀の役割も大きく分けて3つある。①は銀行券の発行である。②は市場の資金を調整する役割である。③は金利を調整する役割である。この3つの役割を上手に使い分けて、物価の安定と景気の安定を図るのである。その最高責任者である日銀総裁は今日その人事案が提示されると言われているが、現時点ではまだ空席のままである。わが国はいま、政治の停滞は目を覆う状態であり、政府も日銀も充分な役割を果たしているとは言いがたい。そんな状態の真っ只中にある。

ここにきて、企業の倒産がまた増加傾向を続けている。あのバブル崩壊の時期を除けば、今の倒産は高水準である。原材料の高騰、消費の停滞、海外からの安いものが洪水のように入ってきて、国内の企業が圧迫されている。先週あたりから為替は一ドル100円に戻したが、先行きはまだ円高の危機がある。輸出で飯をくっている国内の企業の、業績停滞が懸念される。史上最高益を上げ続けている企業でさえ、国内での業績は今ひとつ芳しいものではなく、そのほとんどを海外で稼いでいるのが実情である。先週発表された日銀短観も、そんなムードをまともに反映して厳しい結果になっている。こんな状態が永く続いたら、今年の景気は停滞から下降線をたどるだろう。一日も早く政治がなんらかの明るさを取り戻してもらいたい。

最近読んだ上杉家の名執事、直江山城守兼続を描いた「天地人」の中で、今まで知らなかった意外な面を上杉家の後継争いの中に見ることとなった。謙信といえば「義」を重んずる戦国の中ではほぼ一人といわれる武将である。義のためならば命を賭けてもいいというのが上杉家の家訓である。頼まれれば兵を出してきた。そんな名将といわれる謙信も、突然今で言う脳卒中で亡くなった後、後継を巡って激しい戦いが演じられたのであった。

このことは余り語られていなかったので、私は知らなかった。上杉謙信といえば、共に並び称される武田信玄との五回にもわたる川中島の決戦が最も有名であり、その後の謙信の人生はこれまであまり映画にもドラマにもなっていなかったからである。謙信は生涯妻帯しなかった。そして実子がない。謙信の実の姉の子を養子に迎えている。これが後の後継となる上杉景勝である。景勝はご存知のように、豊臣政権の五大老の一人となる。これを支えたのが直江山城守兼続である。謙信にはもう一人の養子がいた。北条との同盟の証の人質として送り込まれてきた景虎である。その景虎を謙信は養子にしていたのであった。

この不自然な養子二人のために、謙信亡き後、血を血で洗う内紛が起こるのである。歴史上にものこる御館の乱である。景虎には実家の北条氏が後ろ盾になり、(その時点では北条と武田は同盟関係にあった)景勝は窮地に追い込まれた。そこで打った起死回生の一手は、こともあろうに、父謙信が雌雄をかけて相争った武田信玄の子、勝頼との同盟であった。しかも二カ国を割譲した思い切った譲歩しての同盟であった。北条にしても武田にしても真からそれぞれを支援しているわけではない。隙あらば全ての領地を乗っ取ろうとする思惑があっての支援である。そして景勝はこの争いに勝ち、名実共に後継者となる。

義を重んじる謙信の上杉家でさえ、残された養子二人が相争うことになるとは、人間の業や性は昔も今も変わらない。父親の社長が健在のときは、二人の兄弟は専務と常務で仲良く頑張っていたのに、突然社長が亡くなった。力を合わせて頑張れば、もっともっと素晴らしい会社になったものを、いつの間にか二人は相争い、会社を分割して、やがてどちらも倒産していく。そんな場面もこの目で見てきた。敵は外だけにあるのではなく、身近にあることが多い。恐ろしく且つ残念なことである。ここに企業の後継者指名の重要さとタイミングの難しさを知ることが出来る。

職場は一将の影とはリーダーとして一番肝に銘じなければならない教訓である。職場と言うところは、一人の大将の人格・識見・能力の全てを映し出している陰であると言うのが、真の意味である。しかし大将とは一人トップだけを指すのではない。支店の大将は支店長である。部の対象は部長であり、課の大将は課長である。係りの大将は係長である。それぞれの大将の器以上に係りも課も部も支店も会社にもなりえないのである。
会社は社長次第であり、支店は支店長次第であり、部は部長次第であり、課は課長次第であり、自分は自分次第である。これが真の「職場は一将の影と言う言葉の意味である。
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