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今週の政治 12月17日

先週、有名料亭「吉兆」グループの一つ、船場吉兆の女将と取締役の長男が一連の偽装事件の謝罪会見を行った。当初会社側は、従業員の勝手にしたことであって、我々会社側は一切関知していない。監督不行き届きは認めるが・・としてきた。私は思っていた。
従業員や社員は、自分の得にならないことで危険な橋は渡らない。きっと会社主導で行われたか、そうしなければならないような強い示唆が役員からあったかのどちらかだろう。それにしても、こう言い切って後で困ることになりはしないだろう。と・・。
果たして予想は的中した。産地偽装の肉は、取締役が直接購入していた。福岡のデパートの期限切れ商品は、もう一人の弟である取締役が、従業員がそうしなくてはならないような強い示唆をしていたことが発覚したのである。リーダーがその責任を部下に押し付ける。度し難いリーダーであり、リーダー失格である。
中元歳暮に、吉兆の商品を贈られたらたいへん喜んだものである。そんな超一流のブランドが、一夜にして地に落ちてしまった。創業者は墓場で泣いておられることであろう。
私には、現役時代に無理無体を言う上司が居て、ほとほと困り果てた経験を持つ後輩がいる。この上司は卑怯極まりない男で、はっきりと「こうしろ」という指示は出さない。そうしなければ上司が掲げる要求を満たせないのである。(そうしろということだな)と思い、いやいや実行する。あとでそのことが問題になる。上司はこう言う。「ワシはそんなことをやれとは言っていない。できないのなら堂々と言えばいいのに」部下は愕然とする。そしてもっと上の人から叱責を頂き、同僚との競争に遅れを取る。
この吉兆の謝罪会見を見ていて、(ボンボンは度し難いなぁ)と思った。頭を下げながら隣の70歳を越えた女将である母親が、一々指示を出していた。甘やかせて育てたんやなぁ。かわいそうやなぁ。
最近名門や老舗が物議をかもしている。北の「白い恋人」に始まり、伊勢の赤福。ある人がこう言った。食の偽装に関わるこの一連の事件を、白と赤になぞらえて、「紅白嘘合戦」と・・。清水寺で毎年書かれる今年を象徴する一文字が、「偽」と決まった。まことに嘆かわしいことであると、文字をかかれた偉いお坊さんがおっしゃっていた。なにを信じていいのやら。わが国もここまで行き着いてしまったか。
先日、某建設関連企業の会に講師としてお招きを頂き、宇都宮に行ってきた。建設資材の卸業の大手の会である。そこで大よそ下記のような景況感を感じてきた。今年の正月明けには、今年も景気は少しずつだが上昇に推移し、建築着工件数も130万戸ベースになるだろうといわれていた。たしかに4~6月は順調であった。しかし6月20日施行の改正建築基準法によって、着工件数が昨年の同時期比、45%も減少してしまった。これは予想外の出来事であった。
しかし原因はそればかりではない。人々の住宅投資に消費心が向かうことが少なくなってしまった。昨年くらいから、団塊の世代が一気に定年退職を迎え始めたので、退職金を活用してリホームや新築が多くなると予想されていた。その上、金融情勢からして、長期金利が上昇すると思われていたので、金利が上がるまでに建築をしておこうと言う追い風が加わるとも思われた。だからそれまでにリホームしておこう。新築しておこうという動きが起こってくると思われた。ところが長期金利はなかなか上がらない。しばらく建築もリホームも待ってみようという気になる。
そこに加えて将来の不安が大きくなってきた。まず年金問題である。これは歳をとっていく団塊世代にとっても他人事ではない。自己防衛に走ることになる。始末しようということである。だから予想していた一般的な個人消費も停滞気味となっている。このようにわが国の景気は曲がり角に来ている。
アメリカも同様である。アメリカの景気低迷も住宅投資が減少したことによっている。ここにきてサブプライム問題が予想以上に大きなことになりそうだと言う観測が出てきた。それが金融不安を感じさせ始めている。(そんなことは私は無いと思うが)
住宅着工は7~10月までは惨憺たる有様であった。11月に入りやや持ち直しが見られるものの、来年度の見通しも現在のところ芳しくはない。将来の不安と共に、大きな出費の住宅関連はやや買い控えの傾向が現れているのである。
2007年度の年間ベースでは、着工件数は108万戸が程度で終わると予想されている。しかも来年度も110万戸の予想であり、予想ベースでも来年も今年と余り大きな急回復はない模様である。いづれ住宅の着工件数が年間100万戸を切る時代が来ると言われ続けていたが、やっぱり来たなという感じがする。出生数が年間で120万人を切り込む状況があり、住宅もまた同様の動きになっている。
やがて二階建ての木造住宅にも構造計算が義務付けられるようになると、建設業者もそれを自社で賄える人材を持っているところと、そうでないところの企業格差は歴然である。そんな状況下における建設関連企業の生き残り戦術はますます激しくなっていく。フットワークの良い会社。何事にも相談に乗ってくれる会社。難しい手続きも代行してくれる会社。(例えば光ファイバーの接続手続き一切をしてくれるとか・・)客は素人だから、難しくなった手続きをおっくうがるのである。提案力がある会社は、厳しい時代を乗り切っていく会社となる。
先日某所で出会い、すっかり魅了されてしまった鳥羽水族館の名誉館長を訪ねて昨日鳥羽水族館まで行ってきた。氏は年が明けたら80歳になられるのだが、矍鑠としたもので弁舌も爽やかで、背筋は真っ直ぐに伸びているし、ユーモアもある素晴らしい人である。私は一目で「この人を目標にしよう」と思ったのであった。(この方は勲章も貰っておられ秋篠宮殿下に26年間にわたり、なまずの研究を教えておられるので、そんな点は目標に出来ないが、若さと元気さとユーモアと誰にでも気さくに話をされる人間的魅力を目標にしようと思ったのである)
孫を連れて行くと、受付のところで「お聞きしています」と言われ、すぐ名誉館長室に通された。「まもなく出勤してまいります。今丁度ミキモト真珠島へ渡る橋の前あたりを歩いています」とのこと。まもなく名誉館長が出勤され、「やあぁ。よく来てくださった」と言って、壁に掲げられているシーラカンスの化石を説明してくださった。そのあと、館内をご自身自ら案内してくださり、丁寧に孫にもよく分かるように説明してくださった。
館内で入場者の何人もから「館長っ」と声がかかるのはさすがである。ジュゴンは世界の水族館でここしか居ない。ここにはその二頭ともいる。ラッコやめずらしい魚も一杯いる。世界一種類が多くいる水族館である。全国の水族館で、官庁や第三セクターが経営しているところはみな赤字らしい。民間でも経営はなかなか難しい。それでも黒字を出すらしい。「なぜ?」と聞くと、「親方日の丸のところは、時間から時間しか働かないからとのこと。魚や飼育している生き物が病気になったら、この水族館では徹夜して看病する。心の入れ方が違うのだ」と言われた。「だから多くの人たちが来てくれる。私は、誰もやらない、出来ないことをやってきた」とおっしゃった。なかなか含蓄のある言葉を聞いてきた。氏は27歳で東京の某新聞社を退職し、故郷で水族館を開館した。始めは3年で潰れると笑われたらしい。「なにくそ」と歯を食いしばって頑張りぬいた。そして創立から50周年を達成された。日曜日とは言え、館内は超満員の盛況であった。私がこの先生を目標に定め少しでも近づけるよう頑張っていきたい。ではまた来週。。
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