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今週の政治、9月25日

注目の総裁選挙が終わった。麻生候補が予想以上の大健闘をして197票を獲得した。抜群のバランス感覚というか、意外に派閥の力が低下していることを露呈した。それにしても、負けると分かっている候補に応援した鳩山法務相、中川昭一さんや甘利経産相の勇気には感心する。そんな隠れ麻生支持があって大健闘となった。麻生さんは確実に存在感を示した。

さて昨日、党三役が決定した。大方の予想を裏切って、幹事長には伊吹さんが起用された。この人たしか政治と金問題でとやかく言われていたはずであるが・・。この人事は意外であった。政治家の人脈は幅広く深いものだと実感した。谷垣さんが政調会長。二階さんが総務会長留任。幹事長を取りざたされ、福田さんから総務会長を打診された古賀さんが、自ら望んで選挙対策委員長に就任した。

古賀さんは郵政民営化法案の反対の急先鋒の一人であり、反対票を投じると思われていたのだが、意外にも欠席を選んだ経緯がある。反対票を投じた人たちは、その後人生が変わる大変な事態に陥った。古賀さんが可愛がっていた野田聖子さんも離党した。古賀さんは煽っておいて自分は逃げたという批判も受けた。ご自身、実力者だっただけに忸怩たる思いであったろう。

その古賀さんが来るべき解散総選挙での総指揮を取るポストに付いた。安倍さんは、離党して当選した議員を復党させて批判を買った。麻生さんは、平沼さんを無条件で復党させようと動いて批判を買った。次の総選挙で、まず復党して来た人と現支部長を務める小泉チルドレンのどちらを選挙区に公認するのか、どちらを比例に回すのか、落選している人たちを切り捨てるのか、救済するのか、平沼さんをどうするのか、素人考えでこんなことを考えている。

小泉チルドレンは、麻生さんが総理になったら、切り捨てられかねないと思い小泉さんの再登板に動いた。それがダメになると一夜にして福田陣営に鞍替えした。それは福田さんのほうが、現支部長である我々を支持してくれると思ったからである。政策が一致しているからとか何とか言っていたが、それはきれいごとである。それが選挙の総責任者が古賀さんになったのだから、また恥も外聞もなく古賀さんに擦り寄るのであろうか。また人間の弱さと醜さを、かい間見ることになるのだろうか。

勝ち馬に乗る。掌を返す。変わり身の早さ。恥かしいと思わない能力。またぐらの膏薬。子供の教育に如何なものか。人間として恥を知る。政治家もサラリーマン化してしまった。これでは北朝鮮のような命がけ外交には対抗できないのではないか。今回の総裁選で一部で汚いというか情けない姿を見せられてしまった。

これには反対意見あり。それくらいの覚悟がなければ政界では生き残れない。昨日の主張と今日は変わっていてもいいではないか。上司に合わすのがサラリーマンの本分だからかえって立派ではないか。頑なに意思を遂げようとした人は、郵政選挙で公認が貰えず地獄を見ているではないか。煽ったはずの人が本会議に欠席して難を逃れ、今回の総裁選で復活を果たし、意志を貫いて反対票を投じた人が地獄を見た。勝てば官軍。負ければ賊軍。だからみんな勝ち馬に乗る。



それが悪いことだろうか。そんな反対論もあろうと思う。しかし、今のような浅ましい姿を国民の前に晒けだして、これで今後も自民党は政権をとり続けられるだろうか。第一活力は出てこない。長いものには巻かれよ。自分が生き残れるのなら、たとえ親兄弟でも裏切る。拉致問題なんて、元はと言えば他人の家族の災難。自分たちには関係がない。そう思っているのだろうか。他人のことなんかかまっておられない。生き残るためには他人を踏み台にすらする。生き残ってこそ次の芽がある。まさに戦国時代である。

昨日まで小泉再登板を訴えて署名運動していた者が、次の日には有力候補に急浮上した人の出陣式で、その候補の横で拳を突き上げて叫んでいる。もう一度言う。子供の教育によろしくない。私は思う。たとえ自分が損になっても、あんな者には為りたくない。だから私は政治には向かないし、組織の中には向かない性格である。そのわりによくぞまぁ42年も組織の中で暮らしてきたものだ。思い返すと、私の居た組織は野武士軍団であったから、住み良かった。それが大きくなって洗練?されてきたら、野武士がいらなくなった。活力が低下していった。自民党にその轍を見る。

小泉チルドレン。次の総選挙で勝ち残れるのは何人か。再選されてこそ本当の政治家と認定される。命がけだからなんでもする。その涙ぐましい姿を今回の総裁選で見せてもらった。しかし感動などしない。ただ冷ややかに見せてもらった。

あんたのそれは、安物のセンチメンタル、負け者に肩入れする判官びいきに過ぎぬ。王道とは勝ちに乗ることである。そういわれたとしても、そんな者には為りたくない。果たして福田さんの政治が今に通用するのか。安倍さんのときも雪崩を打って安倍になびいたではないか。強烈なリーダーシップがなかったら、バラバラになる。同床異夢。呉越同舟。もしも次の総選挙で自民党が負けたら、党は分裂する危機にさえ見舞われる。

その時は野党になっているか、公明党にキャッシングボードを握られて辛うじて与党で居られるか。ここ6年。日本の政治は激動の中を行く。テロ特措法案継続ストップとなっても、案外アメリカとの間がギクシャクせず、かえってアメリカが気を遣うという場面が来るかもしれないし、または強烈な非難の中に晒されるかもしれない。予想はなかなか難しいが、一度インド洋から自衛隊が帰ってくるのも、それらを見極められる機会になっていいかもしれない。

年金についても、経団連の会長が発言したように、基礎年金の全てを税金で賄ってもいいかもしれない。財源は消費税率の引き上げで対応してもいいと思う。民主党の言うように、無駄な補助金や経費を大幅に削減して、それを財源に充てられれば、それに越したことはないが、果たしてどんなもんであろうか。

そして今日、福田新内閣が発足する。閣僚の予想は前回の安倍改造内閣のときに大方が外れたので、今回は自重するが、舛添さんは留任すると思う。今この人を外したら失望感が漂うだろうし、内閣の支持率が低くなる。町村さんは官房長官かな。高村さんを外務大臣にして、防衛大臣に防衛オタクといわれる石破さんを抜擢するかも・・。これはないはなぁ。

サプライズは麻生外務大臣だろうが、今回の総裁選挙で主張に一番差があったのが外交で、特にテロ特の考え方、拉致解決のプロセスだったから、麻生さんの外務大臣はないだろう。それよりも麻生さんの男の美学からして、内閣入りを要請されたとしたら、今回応援してくれた現閣僚の甘利さんや鳩山さんの留任を要請するのではないかと思っている。今日夕方から晩にかけて成立する内閣の顔ぶれをみて、今後の福田丸の先行きを予想したいと思う。

今回福田さんに支持が集まったのは、小泉・安倍の両内閣での改革改革の連続に、国民は少々疲れてきたからではないかと思うている。改革には痛みが伴うといわれ、納得していたのだが、気がついてみたら格差が広がり、しないでもよい倒産が増え、多くの人たちが職を失い路頭に迷った。所得格差・地域格差・様々な格差が生じてきた。真面目に掛けていたら年金がもらえると信じていたのに、それもどうなるか分からない。安倍さんの肝いりで発足した各府県での第三者委員会も、政府がいうほど機能していない。もっと落ち着いた安心できる政治をしてもらいたいとの思いが、福田さんへの支持に繋がったと思う。

しかし、それでは国際競争に勝ち残れない、更なる改革だとの声もある。民主党にやらせてみたらどうだという声も少々出てきた。安心の福田政治が、この時期に生きるのか、それとも民主に風が吹くのか、全ては内閣の熊顔ぶれと、国会開会後の論戦にかかっている。安倍首相が国民への謝罪会見をした。安倍首相には、このさいゆっくりと休養して、充電し捲土重来を期してもらいたい。

逆風の中、命を賭して頑張ったと評価している。直言できる側近がいなかったのが気の毒であった。この直言できる側近はなかなか居ないのである。また耳の痛いことを聞きたくないと思うトップの気持ちもある。どの世界も舞台が大きいか小さいかは別にして、人間世界はみな同じようなものである。今回のことで景気はどう影響を受けるのか。それはもう少し観察してからである。ではまた来週。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

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