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今週の政治、2月25日

大阪府知事の橋下さんは、先日の報道2001の放送の中で、黒岩キャスターの挑発に乗ってカッとし、バトルを繰り広げた。学校の現場を視察した後のコメントで、「私の考えは机上の空論であった」と言ったことを受けて、黒岩キャスターが、マネフェストの何たるカを、これも私の観るところでは、かなり感情的な批判の気持ちを持って攻めたのに対してカッとしたのであった。

「若いなぁ」と私は思った。大阪府の知事なんだから、こんな程度の話はムーディ勝山のように、「右から左に受け流し」てもらいたかった。そもそも知事が掲げている25施設の廃止か民間に売却することを前提にした事業の見直しと云う厳しい鬩ぎ合いが待っているのに、こんなことで一々カッとしていたら、成るものも成らない。

25施設の内、私が最も関心を持つのは、「ワッハ上方」の廃止を含めた検討である。大阪は笑いのメッカである。大阪が元気なのは、健全な笑いがあるからであり、それは大阪のイメージとなっている。「ワッハ上方」が出来た時、私などは、いい施設が出来たと喜んだ。当然のことながら採算は難しく、赤字が出るだろうと思っていた。赤字が全てダメなのではなく、税金をどこに投入するかの選択が大切なのである。

その他の各施設も、それぞれに関わっている人達の存続を求める声が、これから一層高くなってくると思われる。その中で、知事は果たして蛮勇の斧を奮うことが出来るだろうか。と言って、このまま放置しておけば更に赤字が増え、再建管理団体に落ち込んでしまっては困る。知事の判断を注目していきたい。

先週、民主党の菅代表代行と宮崎の東国原知事との公開討論会をテレビで見た。知事は堂々と、菅代表代行に対して論陣を張っていた。振り返ってみると、「そのまんま東」時代には、たけし軍団の一番弟子として、講談社を襲撃したフライデー事件で逮捕され、そのご弟弟子を殴ったとして、また女性との不適切な関係等で、何回も謹慎処分となっていたのを思い出す。

その「そのまんま東」さんが、故郷の宮崎県知事に立候補して、当初は泡沫候補と言われていたのに見事当選。その後の宮崎県をPRする積極的な姿がテレビ画面に出ない日がないほどの八面六臂の大活躍である。宮崎を訪れて驚いたが、聞く人聞く人全てが、知事の悪口をいう人はないのである。支持率が90%を超えているとの話。芸人からきっぱりと足を洗い、堂々の活躍は、見事なものである。

知事の活躍は、過去に(程度はあるが)失敗はあったとしても、それを乗り越えて頑張れば、こんなに成れるのだといういい例である。その知事が、菅氏に噛み付いたのは見ていて楽しかった。日本人独特の「判官贔屓」であろうか。

その中身の、道路特定財源云々であるが、意外にも民主党の主張が全国的なブームにならない。そんな時期に、同法案が国会で審議が始まった。衆参両議長の斡旋で、3月末までに一定の結論を導き出すと言うことになっているから、衆議院で可決、参議院で否決、そして衆議院で再議決というシナリオで、この道路特定財源の存続と、暫定税率の10年間の維持が決定することになるだろう。

先週の火曜日の朝、千葉県沖でイージス艦と漁船が衝突して、漁船が大破し親子が行方不明になるという事件が起こった。全長200メートルもある巨大な艦と、たった10メートルあまりの漁船が衝突したのだから、漁船のほうは一たまりのもない。専門家ではないから分からないが、もっと早く救助できなかったのかと疑問が残る。

衝突したら、そく救助用のボートを下ろして、なぜ救助作業が出来なかったのか。残念でならない。巨大艦が小船を押し潰すというこの光景は、巨大なスーパーが開店したために、地元の商店街が破壊され、零細な商店が閉店に追い込まれていく、現在の格差社会と重なってしまう。強いもの、大きいものが勝ち残り、家族で営々と頑張ってきた中小零細企業が、一夜にして押しつぶされていく。

こんな時に、昨年の夏、参議院選挙の全国区から立候補し、私も心から応援した、全国漁連が推薦し、候補者自身も猟師である某氏が当選していたら、今頃は政府に対して厳しくことの真相究明と責任を追求してくれていることだと思うと残念でならない。

政府は政府で、「国会審議が厳しい局面を迎えている時期に、よりにもよって絶対起こしてはいけない事件が起こってしまった」と思っていることであろう。もう一つある。沖縄の米兵による少女暴行事件である。アメリカ兵の規律は落ちている。たがが緩んでいるとしか思えない。これなども、日米両政府とも、悪いときに起こってはいけない事件が起きてしまったと臍を噛んでいることであろう。

救急車を呼んでも、病院側が受け入れを拒否し、何時間も連れまわされ挙句に死んでしまう事件が最近頓に多くなっている。こんなことでは不安でならない。だから日頃から主治医を決めておくことが肝心です。と言われている。産科の医師になり手が減っている。余計に子供が産みづらい。豊かになったはずなのに、最近はなにもかもが逆流しているようである。

今年もプロ野球のキャンプは中盤を越えた。日本ハムの中田翔選手の情報がテレビから氾濫している。去年はアメリカでの松阪選手がフィーバーしていた。数年前は松井秀樹選手だった。ヒーローは年変わりで変わっていく。今年の楽天は面白いと仙台の地元の人は嬉々として語ってくれる。我が阪神はどうだろうか。豪華な補強をした巨人に嫌味と言うか非難が集まっているようだが、これは筋道が違うと思う。

これは企業努力であって、非難することではない。問題はそんな強いはずの巨人にどう勝つかであ。そこにこそ本当の面白さがある。これは大企業はますます巨大になっていき、それに対抗するには中小企業はどうするべきかに似ている現実がある。

そんな華やかな世界も一歩裏に入ると、今年も入団した選手と同数の選手がクビになり、球界を去っていく。この人達の再就職は困難である。幸いにも解説者に採用される人摘みの人達は最高に恵まれた人達である。その席数は極めて少ない。自分で商売を始める人も恵まれたグループである。

しかし長年野球しかしてこなかった人達だから、頭を下げることを知らない。人の世話で再就職した会社で上司と喧嘩して短期間で辞めていく。
プロ野球で一時期レギュラーを張った人でも、今や全てのプライドを捨てなければ、どんな仕事にも有りつけない。これは何もプロ野球だけではない。我々一般社会でも、これと同じで厳しいのである。

前職場で部長職にあり、あれだけ威張っていたプライドの塊だった某氏が、定年を前に職を辞し、どこでも再就職でき来ると思っていたのに、どこにも行けない姿に接し、夢は持たなければならないが、夢ばかり見ていたら大変なことになることを現実をこの目で見た。

また一方では、一生懸命やっていたら、なんとか食っていけるのも現在の日本である。一攫千金や濡れ手で粟の話はないのである。額に汗して精一杯頑張る。生まれてきた時はみんな裸。死ぬときもまた裸。そんな覚悟さえあれば、厳しい中を生き抜いていける。
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今週の政治、2月18日

先々週の国会は久しぶりに議論に聞き入った。道路特定財源の問題一つ取ってみても、民主党の岡田副代表が質問したように、あれだけ多岐にわたって疑問な点が出てくるとは思っていなかった。私も覚えているが、小泉元総理は、道路公団の民営化法案の審議において、「無駄な道路を作らない、作らせないために民営化するのだ。なぜなら民間なら採算ベースに乗らない道路は作らないからである」と述べ、道路の総延長キロ数を9342キロと言明した。それなのに、福田総理になったら、1万4千キロにいつの間にか増えてしまっている。

道路特定財源や暫定税率維持については、国民の間ではほぼ賛否両論である。ガソリンは安くして欲しいが、道路も作って欲しい。これが本音である。しかし何事も二つ一緒に良いことはない。道路を今まで通りに作るのなら、暫定税率は維持しなければならない。どちらに賛成するかは、その人の立場で変わってくる。

私なんかは、別に道路は今以上は要らないし、自動車にも乗らなくなったし、道路特定財源を一般財源化し、暫定税率は下げてくれた方がいい。市場を異にする人達なら、これと全く反対のニーズを持つはずである。

それにもう一つ、道路特定財源として徴収している税金を、誰がみても道路と関係ないと思うところに使っていては国民の理解は得られない。現在国会で議論されているこの法案が、どんな結論に至るのかを注視していきたい。

それにしても、中国産の殺虫剤の混入した餃子は困ったものである。これからはどの家庭でも中国産の冷凍食品は食べないだろう。それを取り扱っている販売会社やスーパーでは、大打撃を受けている。「どうなっているんや。中国は・・」8月の北京オリンピックは、食が一番の問題点となる。
相撲の古い体質についにメスが入った。元親方と現役の力士三人が逮捕された。出世できない鬱憤を後輩力士を苛めることで晴らしていくという相撲の持つ昔からの悪い習慣がついに糾弾されることになった。日本相撲協会は、法人格を持つ組織だから、トップの理事長が全ての責任と権限を持っているのかと思っていたら、権限はあるが、個々の部屋に対しては責任が無いと知って驚いた。

勝てばいい。強ければ全て許される。ごっつあん社会。という治外法権を認められていると錯覚して、国技大相撲が世のなかの仕組みから遊離していった。理事長は、元親方が逮捕されるということが想定される中でも、無投票で理事長に四選された。朝青龍問題の責任をとる形で高砂親方が理事職を辞し、役員待遇に降りたが、理事長はなんの咎めも無く四選となった。

民間企業で仕事をしてきた私のようなものからしたら、トップがなんの責任も取らない組織は、絶対に蘇ることはないということである。一月場所は、朝青龍問題が良い方に影響して、「負けて欲しい」「勝ってもらいたい」の二つの意見が交錯する中で、国技館は連日観客で一杯になった。

しかしこれが今後とも続くのかというと、決して楽観は出来ないと思う。第一親が角界入りを承諾しないだろうから、有望な素材は他のスポーツに持っていかれかねない。大相撲は試練の時期を迎えることになろう。それにしても、逮捕後の取調べにおいての兄弟子たちの供述をきいて唖然とした。これが本当だとしたら、これはもうリンチである。しかも親方が指令を出したリンチである。殺人である。成り行きに注目している。

アメリカ大統領の予備選で民主党のオバマ氏とクリントン氏が激しく争っている。当初から激しい争いは予想されていたが、ここまでとは思われていなかった。このどちらかが、次期大統領になるのではないかとまで思われていた。ブッシュ大統領の後を受けて指名争いをしている共和党の候補は、誰が本選に出てきても、この二人には勝ち目はないと思われていた。

しかしこのまま民主党の候補選びの決着が6月以降に縺れ込むことになれば、共和党でほぼ指名権を獲得すると見られているマケイン氏が漁夫の利を得て、当選するかもしれないとまで言われるようになってきている。今の情勢では、オバマすこぶる有利の展開であるが、粘り強いヒラリー・クリントンである。そう簡単に戦線離脱を宣言することはないだろう。まだ最終局面で抜け出ることも充分考えられるのである。

世界の経済・景気を左右するG7が先日東京で開催された。しかしこれと言った収穫もなく閉幕した。当初は、今問題になっているサブプライムローンの収拾案を討議すると思われていたのだが、結論を出すことが出来ず閉会した。各国の事情がことなるために、一つの意見に集約できなかったのである。アメリカの企業の業績は、昨年の10月以降下がり続けている。

世界に冠たる自動車メーカーGMが何と4兆円もの赤字を出すと発表された。ここにも関連会社のサブプライムローンが原因となっていたのである。アメリカは、景気対策としてはかなり素早い手を打ったので、この4~6月には落ち着きを見せるのではないかと言われているが、果たしてそんなに巧くいくかどうか。

一方わが国の景気はと言うと、年明けから建築業界の低迷が影響してかなり厳しい状態に陥っている。これは場合によれば、年内は低迷すると見られている。何か思い切った手を期待している人が多いと思うが、福田首相は打つ手が遅くなるだろう。じっくりと考えるからである。第一金融政策の一つである金利に、糊代の無きにも等しい状況の中で、有効な手はなかなか無いと言える。日銀が政策金利を下げるとしても0.5%でしかないし、これでは焼け石に水にもならない。金融量的緩和を復活したとしても、お金をかりて積極的にやろうという人はそんなに多くはない。

こんな時に有効な手がないところに追い込まれているというのは、金融政策の遅れで原因である。景気が徐々に回復してくる過程において、もっと早めに金利を上げておくべきだったのである。しかし上げられなかった。政府も上げさせなかったと言える。金利を上げれば、折角持ち直しつつある企業業績が一片に萎んでしまうという恐怖感があるからである。

そしてその結果、原油が異常高騰し、今度のサブプライム問題の発生で、否応なしに大きな影響を受けることになった。残念ながらわが国は、外圧でしか物事を変えることができない体質になってしまっている。明治維新も外圧の結果であるし、民主化も、不幸な敗戦という外圧から得たものである。ところが、外圧を受けてからのわが国はなかなか強いのである。へこたれない。色々と工夫して苦心して、乗り越えてしまうのである。

プラザ合意によるドル安円高容認も、その後の内需拡大政策と超低金利政策によって、史上まれな景気上昇時期を作ったし(後年これがバブルと言われるようになるのだが)、そのバブルも大きな犠牲は払ったものの、なんとか抜け出してきた。その過程において、各種の格差を誘発し、未曾有の各社社会となったのであるが・・。とにもかくにも、金利が低位で張り付いているから、操縦桿が利かないのである。新しく変わる日銀総裁がどんな手を考えているかに注目が集まる。

今週の政治 2月4日

 どこの世界にも知恵者はいるもので、暫定税率つなぎ法案とは恐れ入った。言われてしまえば、それはそうだなと思うのだが、衆議院で3分の2を確保しているというメリットはこんなにも大きいのである。暫定税率廃止には、全市町村がこぞって反対しているというし、一方運送会社を始めとする幅広いガソリンを使用する人達は、少しでもガソリンが安くなれば助かると思っている。はっきり言って、賛否半々と言うところだろうか。

ところが、政治は一寸先は闇とはよく言ったものである。つなぎ法案を国会に提出した次の日に早くも委員会で採決して、後は衆議院での可決成立を待つばかりとなった時、突然河野衆議院議長が与野党の幹事長を招集して「これは余りにもやりすぎではないか」とし、国会で充分審議して、3月末までに一定の結論を出すと言うことで妥協点を見出したのである。議長斡旋という最後の切り札である。それで与党は、委員会で採決までした法案をあっさりと取り下げたのである。

報道機関は、与野党の思惑が一致した結果の妥協と報じた。私などは、これで3月末までに、参議院で予算関連法案を予算案に先駆けて否決し、そく参議院で再可決するのだなあと考えている。しかしその後のテレビ等で発せられる与野党の意見を聞いてみると、そう簡単なものではなさそうだと思われてくる。

暫定税率は維持するが、その期間はごく短いものとし、その間に道路特定財源の一般財源化はもとより、必要な道路とそうでない道路の線引き等の議論を徹底して、与野党の修正案という形になるのかもしれないし、また3月末にかけて大波乱となるのかもしれない。それが引き金になって「突然の解散」も有り得るかもしれない。

小泉首相の時代に、猪瀬(現在の東京都副知事)を中心に、道路公団の民営化を推進した。それは形とはいえ実現された。その時のスローガンは、第二の国鉄にするなであり、40兆円の借金を自ら(民営化後の新会社)の手で返済して、国民に負担をかけない。であったと記憶している。そして無駄な道路はつくらないであった。たしか総延長9342キロだったと記憶している。ところが最近国土交通大臣の発表した道路建設計画は、無駄な道路はつくらないとしながらも、今問題になっている道路特定財源の全てをつぎ込んで道路建設や補修を行うと言うものであった。

道路特定財源を一般財源に組み入れて、財政再建の道筋をつけるべきであるとの考えを、安倍首相は打ち出した。あの小泉さんでもなかなか手を入れられなかった分野に果敢に手を入れようとしたのである。しかし志半ばで退任してしまった。なかなかいいことをしようとしていたのである。

国会は数の力がモノを言う。民主党が幾ら抵抗しようと、最後は無理にでも押し通されてしまう。不思議でならないのは、ガソリン値下げの議論が国民の間でもう一つ盛り上がらないことである。たしかに地方に行くと、道路は生活の生命線だと言っても過言ではない。まだ必要な道路はあると地元の人達は声を揃える。地域格差の原因の一つは、公共投資が極端に減ったことにあるとされている。だからと言って無駄な採算の取れない道路をつくろうとするのはいかがなものであろうかと、疑問を呈する人も多くいる。

それでなくとも国も地方も、国債や府債、県債等地方債で借金まみれになっており、その返済の見通しすら全く立たないのである。民間会社なら直ちに倒産である。一方、道路を必要以上につくる金があるなら、まず国民が安心して暮らせる仕組みづくりに使うべきだとの声もある。つい30年前までは、年金制度や健康保険制度が充実しており、老後は安心だと思っていたのに、このままの社会が続くなら、定年後も働かなくては食っていけなくなりそうで、しかし働く場所があるかどうか。もし病気にでもなればどうしたらいいのか。と不安が増幅していく。

その象徴が年金問題である。後手後手に回る厚生労働省。いいかげんに嫌気が差してきた。日本と言う国は、戦後の復興期にあれだけ生き生きと活性化していたのに、目標を達成して飽和社会がやってきて、全ての分野で硬直化し、生き生きさがなくなっている。
子供がいれば老後は看てもらえると思っていたら、どうやらそうではないようだ。核家族が浸透し、親と子がバラバラになりつつある。考えられないような近親者同士の殺人事件が増加し、親が子を殺し、子が親を殺す。動物以下の世のなかになっていくのだろうか。「坂之上の雲」を目指して登ってきたが、登ってみたらそこにはバラ色の世界はなかった。多くの国民はそんなことを思っているのではないだろうか。

「誰がやっても一緒だ」と政治にも、その他全てのものにも消極的な言葉が聞かれるが、それは違う。「誰がやっても一緒ではない」やり方次第で必ず抜け出る道はある。ただし、二つ同時に良い事はない。一つを満足できたら、一つは諦めなければならない。

大阪府は5兆円の借金がある。このままで行くと再建団体に転落する。夕張のようになるということである。それを阻止しようとしたら、府に勤める職員も民間並以下に給与に下げなければならないし、職員数も減らさなければならない。福利厚生として出されている補助金もきらなければならない。特に外郭団体を見直さなければならない。このように財政再建を行うためには二つ同時に良い事はない。大阪府だけではない。国そのものも同じである。しかしそう言いながら、総論賛成各論反対が世の常である。

さて、国会の話である。今の衆議院の勢力に旨みを感じた与党は、なかなか解散総選挙には踏み切らないかもしれない。解散は年内にはあるだろうが、サミット開催後と思われていたが、もっと先かもしれないと思う。民主党も、わいわいと言う割には解散総選挙に追い込む決め手がない。参議院選挙直後に比べて、国民の中で、一度民主党にやらせてみようという雰囲気がもう一つ聞こえてこないのも寂しいことである。

その民主党が、次期日銀総裁の人事には固守しないと言ったらしい。と言うことは、財務省出身の武藤副総裁の昇格が確実視されてくる。武藤氏が新総裁になったら、今の福井さんは日銀出身で、日銀の独立性と独自性を保持する考えが強かったので、必ずしも政府の考えと一致しているとは言えなかった面があるが、今度は財務省の考えと表裏一体となるだろうから、金利も下げるかもしれないし、金融量的緩和も行うかもしれないと予想している。それがいいことかどうかは別にして・・。

アメリカは、経済危機を未然に食い止めるために、なりふり構わず素早く金利を引き下げ、16兆円にものぼる減税を決めた。先日の0.75%程度の利下げでは不十分だと世界の市場は反応しなかったからである。ブッシュ大統領も、ここで頼みの経済が危機に陥ったら、史上最悪の大統領と言われかねないから、必死で何でもやるという考えになっている。これもいいことかどうかは別にして・・。

そんな中で、トヨタの会長が気炎をあげる景気のいい話を某雑誌の対談で述べている。たしかに今は景気はよくないが、今年に入り新車の国内販売台数が昨年よりも伸びているのと、政府が言っているように、今年の中盤から景気は上昇に向かうとの見通しを語っている。この取材が何時の時点のモノかが定かでないが、そんなに簡単に回復するのかなあと私などは少々疑問である。

中国で作られた餃子に殺虫剤が混入していて、多くの被害者が出ている。考えられない事態である。中国産の冷凍食品は、冷蔵庫の中を調べて全て捨ててしまわないと、大変なことになる。オリンピックを開催しようとする国が、こんな体たらくでは情けないと思う。安かろう悪かろうでは話にならない。ましてや口に入れるものであれば尚更である。

今週の政治 1月28日

先週始めにアメリカの中央銀行が素早く政策金利を0.75%引き下げし、ニューヨーク市場は下げ基調から、一時値を戻す姿勢となった。昔、グリーンスパン議長も、景気の先行きに不安が出始めた瞬間素早く手を打ち、さすがと思わせたことがあった。アメリカという国は、大きいのに危機に際して敏感に対処する国民性がある。それは多分、日本のように農耕民族とアメリカのように狩猟民族との違いからであろう。

これに対して日本では、財務大臣も日銀総裁も、しばらく静観の姿勢を表明した。ようするに動かないのである。有名な武田信玄は、その旗印に、動かざること山の如しとしている。しかし信玄は同じ旗印に、はやきこと風の如しと言っている。要するに車で言えばアクセルとブレーキをどう巧く踏み分けるかである。

日銀は、金利の糊代を欲しいのである。今は糊代が0.5%である。それもようやくここまで辿り着いたと言える。ここで「0.25%でも引き下げたら」との声があるが、たとえ引き下げてもそれに見合う効果は期待できないと思っているし、第一糊代がなくなる。日銀の金融のコントロールには二つのカードしかない。一つは金利調整であり、もう一つは、量的調整である。ここはしばらく静観しよう。そしてこの世界同時株安の真の原因を掴んでからでも遅くない。そう考えているのであろう。

たしかにそういう手もある。しかし素早く動く手もある。それを決定するのは政府である。上記したアクセルとブレーキをどう踏み分けるかである。日本の金融政策は全体的に見て、常に遅いのである。そして小出しをするのである。要するに遅くて不十分なのである。だから市場が読みきってしまってからの施策実行だから、思い通りの効果が期待できないのである。

そしてどうにもならなくなったら、今度は度を越した激しい手を打つのである。
不良債権処理でも同じことが言えた。もう三年早く手を打っていたら、(あの宮沢総理の時代に公的資金を思い切って入れていたら)失われた10年は3年くらいに留まり、格差拡大もこんなにもひどくならなかったのではと残念でならない。組織はトップの判断で全てが決まっていく。さて今回のことは先々どう影響が出てくるのであろうか。

正直なところ国会ではそれどこではない状態であるらしい。予算がどうなるか、関連法案は年度末まで国会で承認が得られるのか。それは衆議院解散と微妙な関係が生じてくる。

サブプライムローン問題の他に最近突然浮上した証券に金融機関が保証するという商品の不安説や、原油高騰問題に端を発した材料値上げ問題が追い討ちをかける。それを売値に転化できたらいいのだが、それがままならない。大企業は下に押さえつけるが、皺寄せをうけるのは中小企業。深刻な問題である。昨年秋からの改正建築基準法の改正が、余りにも細部にわたっていて且つ二重チェックであり、建築業界は悲鳴を上げている。しかしよく観察してみると、これにも格差が生じている。

早く手を打っているところと、出遅れたところの差は日を追うごとに大きくなっている。危機感をもって動いている企業は、きっと先々優位に展開していくであろうし、そうでないところは遅れてしまうだろう。

そんなダブル・トリプルの原因が重なり合って、景気の先行きが不安視されているのが現在の状況である。こういう状態の時は、原点に戻ることが一番いい。まず取引先を一軒一軒しっかり訪問して、取引のパイプを構築していくことである。訪問して話をすれば、情報が得られるし、思いがけないいい話しに出会うものである。「どうせ行っても無駄だ」と考えることが一番いけないことである。

最近の東京と大阪の間には、以前と比較して途方もない格差が開いたように思う。数多く東京に行くと肌感覚で分かってくる。経済規模は10倍は差があるだろうし、商売のロットが違う。東京は日本で一番活性化していると思う。先日宮崎へ行ってきたが、県庁の入り口で東国原知事の等身大のパネルが出迎えてくれるし、向かいにある「宮崎ぶっさん館」には満員の観光客が入っている。が・・建設・土木業は仕事が激減して困っているとの話であった。

各地を訪れて常に聞く話は、「観光で食っていくしかない」というフレーズである。
目的地に着きタクシーに乗ると、まず最初に「ご当地で有名な観光地はどこですか」と聞く。金沢や仙台等は、観る所は山ほどあるが、大方の地は、「さぁ○○くらいですね」の答が圧倒的である。「観光で食っていくしかない」のだが、「観光地の整備が今ひとつ」であったり、折角観光地や地元の踊りがあるのにも関わらず,それをアピールする工夫が出来ていないのが実情である。

その点、宮崎は凄い。「今宮崎で一番観光客の集まるところはどこですか」の問いに対して、ドライバーさんは、私が予想していた「青島です。鵜戸神社です」とは言わず、「県庁とぶっさん館です」と言ったのである。そしてこう付け加えた。「まもなく使われていない豪華な知事公舎が観光コースに入ります」と・・。その心意気やたくましいの一言である。昨日当選した大阪の新知事は、この地盤沈下している大阪をどう盛り上げてくれるのであろうかと期待しているのである。

今回の選挙は、政策なき知名度勝負の選挙であったと思う。三人の有力候補は、具体的な我々に響く政策を打ち出していない。しかし当選した新知事は、我々の生活をどう変えてくれるのかを期待している。債権団体への転落を阻止し、地盤浮上の牽引車になってもらいたい。やれるかなぁ。一寸心配。しかしもう一人の元大学教授はもっと心配だった。なぜなら暗い。暗い人は劇的な改革は難しいと私は思った。もう一つ、小沢さんが国会を途中退席して大阪知事選挙の応援に入ったことが、逆にマイナス要因になったのではないかと推測している。それはともあれ、有力三候補ともに、人生をかけて立候補する勇気には心の底から尊敬する。

私見であるので誤解を覚悟で言うのだが、出来たら東京に拠点を持つのも一つの選択ではないかと思う。経費はかかるが、東京に支店でも営業所でも出せば、中期的な4~5年くらいのスパーンで見たら市場が大きく広げられると思う。ただし業種にもよるが・・。

さて今日言えることは、どうやら今後景気の停滞は否めないということである。政府は年後半から景気は上昇に向かうといっているが、こう打つ手が後手後手に回ると、今年一年は景気は停滞のまま過ぎるように思ってならない。不幸なことながら倒産も多くなるだろう。金融機関は一層金を貸さなくなる。だから金をかるなら早い目に手当てしておくほうがいいと思う。しかも長期資金が尚良い。

勝負の世界は厳しいものである。大阪マラソンで福士選手が30キロまで独走していてブレーキを起こし破れた。寒さと飛ばしすぎが後半にブレーキを起す原因になったのだろうか。彼女にはトラックの長距離でオリンピックを目指してもらいたい。これで3月の名古屋女子マラソンで高橋尚子選手の出来次第では、8年ぶりのオリンピック出場の期待がかかってくる。4年前の東京女子マラソンで後半のまさかの失速で、3月の名古屋にもう一度オリンピックの先行レースに挑戦するかどうかで話題になったことを思い出す。42キロ余りも一人で走るマラソンは、何が起こるかわからない激しい競技である。

一方朝青龍は、千秋楽に横綱同士の熱戦に負けた。いい相撲だった。朝青龍の場合はいいところに落ち着いたと言うべきだと思う。二場所連続出場停止処分が明けた次の場所にいきなり優勝では、なにか納得できない感じがするからである。白鵬は良くやったと思う。前二場所の優勝はいずれも朝青龍が居ない場所であったから、値打ちからすると一寸不足していた。しかも前場所は12勝の優勝だった。これで東西の横綱が実力伯仲で揃った。3月の大阪場所が楽しみである。では又来週。。

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